マスト

フォア・ロアマストは6ミリの丸棒から上部を5ミリにテーパー状に細くし、4ミリ角の整形をします。
側面に平行の平面部を設け、チークという名の板を接着します。
この間隔を適当に3ミリほどにしたため、トップマストの根元の4ミリ角が入らず後でヤスリで広げました。
チークの下側を削ります。
クロスツリーを作成し、接着します。
この辺の構造はキットに書いてないため
本や他のモデルを参考にしました。
どのあたりで妥協するかが問題です。
トップマストは4ミリの丸棒材ですがその根元は、一旦四角に削り、四面に板を張って4ミリの角にしました。
穴を横に開けて、爪楊枝を刺しました。
トップマストの下への抜け止め(フィド)のつもりです。
接着せずに組み立てたものです。
最後まで接着せずに、リギングだけで持たせるつもりです。(当たり前か)
プラットフォームです。
左の板(1.5ミリ)に床材(0.5ミリ)を貼ります。
周囲に4×1ミリの板を張りますが、曲がりがきついのでナイフでV字状の溝を彫り曲げやすくして接着しました。
床材の上には補強材が貼られます。
これは、周囲に行くほど厚くなっています。
1×1の材料から加工しました。
手すりも付けました。これは低すぎたので後で真鍮の縦材を長くしました。
フォア・トップマストの上にクロスツリーを作って取り付けます。
その上にキャップをはめて、トゲルンマストを作って組み立てます。
フォアマストが出来ました。
少し詳しく説明します
マストにキャップをはめる為の角柱部分を作るときに、マストの付け根の平行切欠き部分と平行にしないと、キャップが船体中心に対して平行に付きません。
写真ではこれがわかるように付け根の平行部分にハタガネを取り付けています。
トゲルンマストは先端部分を残し、丸く仕上げて、後はヤスリでテーパーに削ります。
クロスツリーの内幅を3ミリに揃える為間に3ミリの棒を挟んでハタガネで固定しボンドで接着しています。
マストの次にヤードを作ります。
両端に向かって細くなるように仕上げてさらにその先に段を付けて細くします。
3ミリの材料が足らないとあせりましたが、2本の材料を繋げると足ることがわかり、私の材料取りの順番が悪かったことが判明。
仕方なく写真のように段加工して瞬間接着剤でつなぎました。
寸法は図面を見ますが、細かいところは記入されていないので適当に決めました。
ヤードの完成です。
ミズンマストのブーム(下)とガフ(上)は、図のように整形することに決めました。
ブームの棒材の端の2面を削って、それに合うように整形したジョーの材料(これは2ミリの板から作りました)を接着します。
後はヤスリでひたすら削って作ったブーム(上)とガフ(下)です。
マストやヤードにステインやクリアーラッカーを塗布しています。
ヤードはこげ茶に塗装と書いてありましたが最も濃い色のステイン(オールナット)にしました。
マストのページは完了です。
リギングへ移ります。
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