小物

以前作ったデッキハウスを続けて制作します。
説明書通りに組み立てます。
材料は厚み1.2ミリのベニヤですから、実寸に直すと、96ミリとなり恐ろしく厚い板になります。そこで端面の見えるところにはアールかC面取りをして不自然さをなくします。
ステインのチークを塗ってからニスで仕上げます。
窓の内側には、塩ビのシートを接着しました。
これはスカイライトです。
同様に組み立てます。
スカイライトは3種類あります。
スカイライトには窓がありますが、そこから覗くと中が見えることに気がつきました。
スカイライトは甲板上に接着するだけなので、甲板が丸見えになります。船室の穴を開ければよかったのですが、大変なのでスカイライトの底に紙を張ってステインを塗り、甲板が隠れるようにしました。
デッキハウスとスカイライトの窓に、格子を付けます。
デッキハウスとスカイライトの完成です。
デッキハウスのクッションです。
計器盤は、説明書に印刷してある図をコピーして使うように指示があったため、写真用の光沢紙にプリンターで印刷して使います。
ここで、甲板に小物を取り付けるための穴を開けます。
小物の製作と平行して甲板にニスを塗ります。
甲板昇降口の製作です。
ベニヤを2枚重ねます。
ステインとニスで仕上げます。
甲板に小物を取り付け始めるとやりにくくなるため、ここで舵を取り付けます。
船体側に1ミリの穴を開けて真鍮棒を埋め込み、舵側の対応する位置に同じ径の穴を開けて差し込みます。
やってみると接着しなくても充分固定できることが判りました。
ウインチの本体は真鍮の鋳造品のため、バリ取りしてから回転軸用に真鍮の釘を切って接着します。
ハンドルは真鍮のエッチング板より切り離し、回転軸に瞬間接着剤で固定します。
プラカラーで黒に塗装します。
舵輪は亜鉛代キャストの部品です。
バリを取ってから塗装します。
真鍮釘で舵輪を組み付けます。
ピナクルも真鍮の鋳造品です。
バリ取りしてから塗装です。
クリートという、ロープを巻きつけて止める部品です。
ロープの力が掛かるため、ニスを塗った甲板上に接着しただけでは心もとないので、底に0.7ミリの穴を開けて銅線を接着します。甲板には同じく0.7ミリの穴を開けて銅線を貫通させます。
クリートはアルミかマグネシウムと思われる合金製で、プラスティックでない分良心的ですが、削るのには骨でした。
クリートにプラカラーで塗装をします。
金属用プライマーを先に塗っておきます。
塗装が終わったら、銅線を適当な長さに切ってします。
舷側に沿って1×1ミリの甲板縁材を接着します。
次に、甲板にニスを塗ります。
薄めに何回も塗り、少し控えめで止めます。
本物の甲板には塗装はしていないと思います。
滑車は木製のものが付いていました。(左側)
角の丸みをつけて修正します。(右側ケースの中)
ニスを1回塗って完成です。
滑車と止め具を0.5ミリのロープで繋ぎます。
ミシン糸で固定し、木工ボンドで固めます。
糸を切って完成です。
手すりをコンパウンドで磨いてから取り付けます。
固定は瞬間接着剤です。
クリートを瞬間接着剤で固定します。
左は、ウインチをコンパウンドで磨いてからサフェーサーを塗って変色を防止しているところ。
右は、ハトメの穴に樹脂の板を接着し、舷窓を作っているところです。
舷窓を接着します。
ウインチを接着します。
舷側に沿って滑車を取り付けます。
今回、滑車の固定は糸を使いましたが、0.5ミリ真鍮線を使ってやってみるとうまく行きました。この方式も使おうと思います。
ほとんどの小物部品を甲板上に接着しました。
舵など、壊れやすいものは後にします。
船尾の部分です。
船首側です。